築二十年が経過した我が家のリビングは、壁紙こそ何度か貼り替えてきましたが、天井はずっと新築当時のままの白いクロスのままでした。長年の生活でうっすらと黒ずみ、照明の跡が目立つようになった天井を見るたびに、どこか古臭さを感じていたのです。そこで一念発起し、思い切って天井を天然木の板張りにリフォームすることに決めました。最初は自分たちでDIYすることも考えましたが、上を向いての作業は重労働ですし、何より仕上がりの美しさを求めてプロの職人さんにお願いすることにしました。リフォーム当日、養生が丁寧に施され、次々と木材が運び込まれてくる様子を見て、期待が膨らみます。職人さんの手によって、一枚一枚丁寧に杉の無垢材が張られていく光景は圧巻でした。木の香りがリビングいっぱいに広がり、それだけで森林浴をしているような清々しい気分になれました。作業は丸二日で完了しましたが、完成した天井を見た瞬間の感動は一生忘れられません。これまでは単なる「蓋」のようにしか感じていなかった天井が、まるで芸術作品のように部屋を彩り、室温まで温かくなったような錯覚を覚えるほどでした。特筆すべきは、夜の雰囲気の変化です。木目の凹凸が間接照明に照らされると、深い陰影が生まれて非常にラグジュアリーな空間に生まれ変わりました。友人たちを招いた際も、真っ先に天井を褒められ、リフォームして本当に良かったと心から実感しています。もちろん、費用はそれなりにかかりましたが、毎日見上げる場所がこれほどまでに心を豊かにしてくれるのであれば、決して高い買い物ではありませんでした。天井を変えるだけで、同じ家とは思えないほど新鮮な気持ちで過ごせるようになります。もし、今の部屋にマンネリを感じているなら、視点を少し上に上げて天井のリフォームを検討してみることを強くお勧めします。それは、ただの改修ではなく、暮らしに新しい息吹を吹き込む素晴らしい体験になるはずです。
我が家の古びた天井を板張りにリフォームした週末の感動体験記