リフォームを検討し始めたとき、まず足を運びたいのが各メーカーのショールームですが、何の準備もなしに訪れてしまうと、その情報の多さに圧倒されてしまい、結局何を選べばよいのか分からず疲弊して終わってしまうことが少なくありません。満足度の高いリフォームを実現するためには、ショールームへ行く前の事前準備が成功の鍵を握ります。最初に行うべきは、現在住んでいる家の正確な採寸です。キッチンの高さや幅、浴室の奥行き、窓の位置、さらには現在使っている冷蔵庫や家具のサイズまで細かくメモしておくことで、ショールームに展示されている最新設備が自分の家に収まるかどうかをその場で具体的にイメージできるようになります。また、現在の住まいの不満点を家族で洗い出しておくことも重要です。調理スペースが狭い、掃除がしにくい、収納が足りないといった具体的な悩みを共有しておくことで、ショールームの案内担当者に的確な相談ができ、最適な解決策を提案してもらいやすくなります。次に、スマートフォンのカメラを活用して、リフォーム予定の場所を様々な角度から撮影しておきましょう。写真があることで、言葉では伝えにくい空間の雰囲気や配管の位置、梁の出っ張りなどを担当者に正確に伝えることができ、より現実的なアドバイスが得られます。さらに、自分が理想とするインテリアのイメージを画像として保存しておくこともおすすめです。雑誌の切り抜きやSNSで見つけた素敵な空間の写真を見せることで、色の好みや目指すべきスタイルが担当者と即座に共有され、膨大なサンプルの中から候補を絞り込む時間を大幅に短縮できます。ショールームでは最新の機能に目が向きがちですが、実際に触れて動かしてみることも忘れてはいけません。引き出しの開閉の滑らかさ、水栓の操作感、浴槽に実際に入ってみた時のフィット感など、カタログの数値だけでは分からない「体感」こそがショールームを訪れる最大の価値です。
リフォームショールームを賢く活用する準備術