SNSなどで自慢のインテリアを発信し、多くのファンを持つ壁紙リフォームの愛好家に、その魅力と空間作りの秘訣について話を伺いました。彼女がこれまでに手がけた部屋は、どれも個性的でありながら不思議と居心地の良さを感じさせるものばかりです。彼女によれば、壁紙DIYの最大の魅力は、誰にも気兼ねなく自分の感性を百パーセント表現できる点にあります。「部屋の四面すべてを同じ色にする必要はないんです」と彼女は語ります。まず初心者におすすめしたいのは、部屋の壁一面だけを違う色や柄にする「アクセントクロス」の手法です。これなら、派手な柄を選んでも圧迫感が少なく、失敗のリスクも抑えられます。彼女が壁紙を選ぶ際に最も大切にしているのは、その部屋で過ごす「自分の気分」だそうです。例えば、寝室には心を落ち着かせるための深いグリーンやブルーを、キッチンには活力を与える明るいイエローやタイル柄を選ぶといった具合です。また、DIYを継続するためのアドバイスとして、道具の質にこだわることを挙げてくれました。特にカッターの刃と、のりを拭き取るためのスポンジは、予備を多めに用意しておくことが作業効率を劇的に上げるそうです。「のりが乾く前に綺麗に拭き取る、その一手間がプロのような仕上がりを左右するんです」という言葉には、数々の失敗を乗り越えてきた経験者の重みがあります。さらに彼女は、最近流行している海外製の壁紙についても触れました。国産のものよりも幅が狭く、紙質もしっかりしているものが多いため、実は初心者にとって扱いやすい場合もあるとのこと。壁紙一枚で、窓からの景色の見え方や、家具の表情まで変わってしまう。その劇的な変化を一度体験すると、もう元の白い壁には戻れないと彼女は笑います。最後に、これから挑戦しようとしている人へのメッセージとして、「失敗を恐れずに、まずはクローゼットの中やトイレなどの小さな空間から始めてみてほしい」と結んでくれました。自分自身の感覚を信じて選んだ壁紙は、毎日を少しだけ特別なものにしてくれる魔法のような存在なのかもしれません。